冬が今年もやってきた。当職は車なんぞ持ってないので移動手段として冬季営業する必要がある。
さて冬グローブとして一般ホムセングローブを使っているのだが、こいつはバイクに限らず冬のアクティビティ全般に酷使しているせいか汚れたり破けたり擦り切れたりといい加減みすぼらしい有様になってきた。
という事で新たにグローブを見積ろう。
・・・
待って何か忘れてるな?
コミネEK-201 電熱グローブ
前シーズンオフに買ってたの忘れてた(池沼)
春に安くなったのを買ってオブリビオンゲートこと不用品入れにぶち込んで放置していたのだ。危うく冬グローブ買うところだったぞ。
というわけで開封。EK-202は手首まで覆うタイプ。これにより袖口から走行風が侵入するのを防ぐのだ。
あと配線がセットになっている。買い足さなくても開封後すぐ使えるよ。
手袋自体はスキー等の厳冬用グローブと比べるとちょっと薄手。ここは操作性にモロに影響するのでしゃーなしだ。
防御性能は試してないが、各所にハードプロテクターが付いてるしまあ悪くないだろう。コミネだし。
颯爽と配線してみた。配線はデイトナの電源ユニットを使用。面倒なACC電源探しをせずともキー連動してくれる優れものだが今回使うM6ボルト端子だけは常時通電している謎仕様となっている。実質バッ直なのでうっかりグローブを置き去りにしたらバッテリー上がりそう。
そして見ての通りグローブのケーブルが異常に長い。体に巻き付けてもなお余るその長さは走行中地面に接触しケーブルが破損、チェーンにでも引き込まれた日にはそのまま転倒一直線だ。束ねて胡麻化しておいたが何する用の長さなんですかね?
テスト走行へ
11月上旬、気温は朝一桁~昼10度前半といった環境で試してみる。
まずは気軽に高速へin。冬用グローブとして標準的な能力を持っているため太陽が出ている間は電熱は必要ないようだ。
バイクの操作感はあまり良くない。使い初めで硬いのもあるがホムセングローブのほうがスイッチ類を操作しやすい。さすがにレバー類は支障なく動かせるので致命的ではないが。
連休は西に行くと決めている。中国道をひた走り風評被害の町こと岡山を華麗にスルーし一路広島へ向かう。山陽道はトンネル事故で封鎖されてた時期だったので覚悟の下道迂回をした。
日が暮れるころに名誉岡山の広島である福山に到着。最近の広島はGoToキャンペーンの残骸みたいな企画でホテルがお安くなっているのだ。
Day2
2日目は福山を起点に道の駅巡りをする。
近畿スタンプラリーをやってるとたまに岡山や鳥取にはみ出すため先んじて買っておいた(用意周到)
海広島と山広島を行ったり来たり。広島に限らず中国地方の真ん中はかなりやべー田舎となっている。
ところで今日の気温は日中も10度以下の冬日となっている。早速電熱グローブが括約し、指の冷え、痛みを完全に無効化してくれている。グリップヒーターとの比較だが、やはり走行風が当たる手の外側を温めてくれるのが大きいようだ。どちらかを選べと言われたら間違いなくグローブの方を選ぶべき。
電熱さまさまで寒さこそ支障はないが、各種電熱のUSB×2とグローブの計3本の配線が体に巻き付いているため乗り降りがとても大変だ。
下車時に大量のケーブルを引き連れて歩く様は紛うことなき不審者である。
Day3
今日は道の駅を忘れ旅の目的地、呉方面に向かう。広島都市圏は栄えているためか周囲に道の駅が存在しないのだ。
そして栄えているためバイパスやらがちゃんと整備されている。山広島との扱いの差よ。
ん?
確 か に 致 し ま し た
この(みなさんご存じ)ポストは地元のホモ牡蠣高校生がデザインしたラッピングポストである。呉市音戸町のとくさんである牡蠣の美味しさ、観光客を積極的に受け入れようとするおもてなしの心を若者の言葉使いで表現した一品である(すっとぼけ)
GoogleMapにも載っているれっきとした観光地(すっとぼけ)なので猥褻は一切無い。
ポストばかり注目されるがここは観光センター的な施設だったりする。モーニングを吸い込むこともできる。
高鳥展望台
近所の高台に上ってみる。元々(今も)軍事の街なので何かと軍事施設の残骸がある。
ここらへんは平清盛ゆかりの地らしく、祈祷の跡やら墓やらが点在している。清盛といえば首塚で有名な怨念のやべーやつなので祈祷くらいわけなくできる(適当解釈)
呉周辺のこの眺めが大好き。
あとは日が暮れる位まで下道を流しつつ帰宅する。
温暖な瀬戸内とはいえ日が暮れると流石に冬、なるべく深夜になることは避けたいが・・・
ぬわーーっっ!!(大渋滞)