趣味は多い方がいい

バイク(GSR250S)とカメラと自転車とキャンプと旅行。ほかにもいろいろと。淫要無。

GoPro HERO 8買った話

中華アクションカム君が死んだ!この人でなし!(1年ぶり3度目)

 

中華アクションカムはこれまで3台買っているが、1台目はバッテリー端子周りの異常で死亡、2台目は電源が点かなくなり死亡、そして今回の3台目は電源ボタンがショートして死亡と多種多様な死にざまを見せてくれた。シバき具合にもよるがおよそ1年で壊れると思った方がいいだろう。

こわれるのにも流石に慣れたもんなのでいつものように生贄、もといNextアクションカムを買おうとAmazonを物色していたがその時天啓が舞い降りた。

 

中華アクションカム使い捨てる位ならもうGoPro買った方がいいんじゃね?

 

GoPro HERO 8

Hello GoPro!

 

GoProは毎年のようにバージョンチェンジを行っており2023年現在HERO11が出ている。つまりこいつは3世代前の中古でありぶっ壊しても惜しくない程度の価格で取引されている。

 

バッテリーが別体なので寿命でも買い替えるだけで済む、防水なのでレンズやセンサーに塵が入ることはないと経年劣化が気にならない商品なので、戦場帰りと見紛うようなボロ個体さえ避ければそうそうトラブルは起きないはず。キタムラの店舗受け取りなら状態確認してから購入できるので尚よい。

 

またHERO8以降はマウント穴が本体と一体化しフレームやハウジングなしでカメラマウントが出来るようになっている。部品点数が減り重量やガタつきが良好になるのでできれば8以降を選んでおきたい。

 

それでも予算が許さないなら本体防水になったHERO5以降がいいだろう。HERO5-7は中華アクションカムのバッテリーと共通規格になってるためその点でもお得。

 

(中華アクションカムと比べた)Goodポイント

ボディ防水

ケースなしの状態でも完全防水になっている。ごっつい防水ケースに入れずとも雨に降られる程度なら全く問題がない。

 

クイックキャプチャー

シャッターボタンを押すと自動で電源ON→録画開始、もう一度押すと録画停止→電源OFFをやってくれる機能。

買い替えて一番便利に感じたのはこれ。

 

ローリング歪み

カメラのイメージセンサーのスキャン速度に起因した歪みのことで、当然ながら高価なセンサーを使ったGoProの方が歪みが起こりにくい。

車載固定だと余り関係ない話だが横方向への移動、例えばヘルメットマウント時に横を向いた時の気持ち悪さに影響する。

 

TimeWarp

タイムラプス撮影と手振れ補正をいい感じに組み合わせた機能。

長時間録画してもSDカード容量を圧迫しないため車載で使うのにとても便利。これもクイックキャプチャーで電源OFFから起動することが出来る。

 

手振れ補正

中華アクションカムと同じく電子補正式だが、効きは段違いでよい。ジャイロセンサーとかのおかげだと思う(あやふや)

 

画質

当然画質もよろしい。

過去のアクションカム(鬼籍)も含めて比較。条件は晴天時の高速道路、解像度はフルHD

 

中華カムその1(Crosstour)

明暗差に弱く青空が白飛びして終わっている。コントラストも薄味。

奥の看板は読めない。

 

中華カムその2(MUSON)

青空は出るが前のトラックが白飛びしている。周辺減光がひどい。看板はギリ読める。

 

GoPro HERO 8
青空が見える、看板の英語も読める。ミニバンの車体の白、窓ガラスの黒が両方破綻せず描画されている。

 

微妙ポイント

フリーズ問題

定期的にフリーズし、バッテリーの抜き差しをしないと操作を受け付けない状態になる。GoProあるあるらしい。

頻度は日に1~2回くらい。

 

ボタンが固い

防水性の代償でボタンを万力の力で押さないと反応しない。片手で押そうとするとマウントがズレる。

特にタイムラプスで数秒押すのがしんどい。

 

給電しながらの録画と振動の相性

USB充電のためにバッテリーカバーを開けながら走るとバイクの振動でバッテリーが逃げ出そうとする。

接触不良で充電→放電を高速で繰り返すのでショートや破損待ったなしだ。バッテリーを抜いてしまった方がいい。

 

レンズアタッチメント装着不可

HERO8固有の欠点としてねじ込み式のレンズアタッチメントが取り付けられない問題がある。レンズフードやプロテクターを取り付けたいならHERO9以降を選ぶこと。

 

マウント方法を考える

購入したらマウント方法の検討だ。とりあえずよくあるアクセサリーバーに付けてみたが、

 

ウーン...

 

逆光時にスクリーンの内面反射+汚れや水垢の反射が映り込みだいぶ汚い。

まあいいか(妥協)とそのまま使っていたら、

振動に耐え切れず折れた。

ここのアクセサリーバー、スクリーンの振動とかも拾うようでやたらと衝撃がデカいのだ。カメラのような高重心のアクセサリをマウントするには向いてないな。

 

 

お次はGSR時代のヘルメットマウントを試してみる。

でっか・・・

クソデカスクリーンが画面の一番おいしい部分を占領するためこれはないですね(冷静)

あとヘルメット固定用のバンドがエアインテークやブレスガードを潰すので申し訳ないがNG。

 

 

残る作戦は前回試して失敗したスクリーンエクステンションを使う方法。

GSR250と異なりスクリーンが硬い上根本に設置できるので今度こそイケるのでは。

 

スクリーンのサイドにエクステンションの土台を挟み三脚変換ネジ+クイックリリースを使ってマウントを固定する。

嫌な予感がするので落下防止のバンジーコードも付けておこう(用意周到)

 

こうしてできたものがコレ。振動も許容内でバッチリな画が撮れた。当分はこのマウントでやってみよう。