ブロロロロロロロロ(ゴゴゴゴボボ)...
チィブブブブブブブブブブブブブッッッ!!!!!!!!
うるせえ!!!!!!!
クソデカスクリーンで快適と思われたVストローム650だが、スクリーンで乱された風の壁がヘルメットに直撃するようで風切り音がとにかく喧しい。具体的には60kmでインカムの音が聞こえなくなるほどの轟音だ。
さすがにここまでの騒音だと耳鳴り頭痛しまいにゃ吐き気を催すようになるのでおよそツーリングマシンとしては失格である。ホモ特有の難聴になる前に手を打っておきたい。
作戦1:耳栓
コミミネマン(激寒)
低音域をいい感じにカットして耳への負担をカットするライディング耳栓だ。
ご立派な三段💩のおかげで耳の奥までガッツリ固定される。エティモティックのイヤホン と同じ装用感なので人によっては苦手かも。
バババババババババゴゴゴゴゴゴゴゴ......
一番不快だった砂嵐のような音がかなり減少し、一般的なババババ系の風切り音も音量減となった。例えるならバイザー開閉した時の音量差位の効果がある。
ロングライド時はお世話になる・・・というのはもちろんだがここまで来たらさらに減音したくなるのがガバガバライダーのSAGA、次の作戦を考えよう(さらなる高みへ)
追記:落としちゃったァ!
作戦2:スクリーン交換
そもそもの音の原因はスクリーンが乱気流を引き起こしていることにある。これはスタンディングでスクリーンの影響圏外に頭をやると風切り音が消滅する事から裏を取っている。
となるとスクリーンを下げるor撤廃してGSRくんよろしく胸辺りまでの風防にすることで解決できるのだが、せっかくの楽ちんちんバイクにあえて負担を増やすような調整を施すのはちょっとズレてるかな・・・・
上方向に解決しよう(散財芸人)ということでKappaのロングスクリーンを購入した。どうやらGIVIのOEM元だとかで、寸法や色など完全一致である。もちろんブランド分お安め。
純正スクリーンとの差はこんな感じ。20~30%くらい高くなっている。
なおデカすぎる故左方向にフルロックするとミラーにぶち当たる模様。ハンドルロックできなくなっちゃった・・・(大問題)
ボボボボッ...ボボボボッ...ボボボボッ....
クソクソデカスクリーンがヘルメットに向かう風をいい感じに偏向して、バイザーのさらに上、おでこ辺りまでをガードしてくれる。頭頂部に乱気流が当たって依然風切り音はするものの少し前傾すれば完全ガードできるし、これ以上を求めるのは贅沢じゃね?という位に落ち着いた。結局のところ小手先の耳栓なんかより金出してスクリーン替えるのが一番なんだよなぁ・・・
なお見ての通り視界がスクリーンにジャックされるし歪み♂バーゲンのためGoproくんを顎マウントするとなかなかに無残な光景である。
作戦3:スクリーンアジャスター
これ以上を求めるのは贅沢と言ったな、
僕は強欲なので完全無風を目指します。
Vストくんのスクリーンは3段階調整なのだが、調整のためにはネジを全て外す、ずらす、付ける・・・と手間がかかる。そこをレール式にしてお手軽変更にするのがこのアジャスターの目的なのだが、こいつを高い位置に取り付けることでスクリーンをさらなる高みへ導くことが出来るって訳だ。
取り付けた姿。想定以上にスライドした代償でステーの下部がはみ出てしまっている。ネジ穴が露出してるしドラレコとか付けられるかもしれないな。
ブロロロロロロロロ.......(ボボボボ)
スクリーンを替えた時程の変化はないが、走行時に一番聞こえる音がエンジン音、という感じになった。
なおGoProの顎マウントはもはや不可能なのでアクセサリバーに取り付けることになった。内面反射が気になるので後々対策したい。
総括
まずはスクリーンを買い替えよう。乗り手の身長にもよるが、八割以上はこれで改善されるはずだ。
残りの二割が欲しくなって初めて耳栓やアジャスターといった小細工を検討すべき。もっとも普通の人ならそこまでしなくても満足できるだろう。