納車して初の連休、Vストくんの(主にライダーの)慣らし運転をしにちょこっとツーリングしてみよう。
Day1
今日は朝が雨なんで13時頃まで家でヌクヌクしてから出発スルワヨ
初手光速に飛び込んで西を目指す。大型二輪のメリットとしてよく上げられるのは高速道路の快適性だが実際試したところもう本当にビックリした!
GSRくんで轟音と振動を発しながら必死に走っていたのが嘘のように静粛で余裕のある乗り味になった。もちろん疲労も痛みも感じない。
これってもしかして・・・無限におバイクできるってコト!?
なんで?
日が暮れてたどり着いたのは岡山の県北こと津山市。普段なら大冒険の距離だがVストくんにとっては通過点のようなものでまだまだ走れそう。
ちなみに384km走ったがこの時点でガソリンタンクは1目盛り(5L)~目盛り点滅(2L)の中間位だった。お前すごいな
岡山文学ゆかりの地こと岡山の県北の川の土手の下を眺めるなどした。中心街付近はこのように明るいのだが、数百メートルも離れると街灯の無い草地が現れる。創作活動(意味深)を行うにはいい環境かもしれない。
Day2
と、不名誉な一発ネタのために岡山の県北を訪れたと知れれば大問題だ。今日は岡山の県北にある魅力を探ってみよう。
津山まなびの鉄道館
古い車庫を博物館化した施設で退役車両や古い建物を見れる。放射状に敷かれた線路と転車台のブッピガン感がなんかこう・・・かっこいいと思った(語彙)
展示スペースの仕切りの向こうは普通にJRの留置線が置いてあり、これから仕事をする電車が行ったり来たりしていた。
津山城
規模の割にやけに立派な石垣が気になる津山城。廃城令で破壊される前の写真が残っており、姫路城より多い77の櫓で囲まれていたとか。誰と戦うつもりだったんですかね?
いや本当に石垣がご立派なんですよ。現在は櫓の代わりに大量の桜が植えられており名所100選に選ばれるほどの実力を誇っている。あと一週間くらいで咲き始めるかなあ(三月中旬)
余談だが津山市はZガンダムを保有している。誰と戦うつもりなんですかね?
鳥取方面へ
そのまま北上して鳥取へ向かう。標高もまあまあありまだ残雪してた。
鳥取市街はサクッと通り抜け白兎神社へ到着。
ここは因幡の白兎物語の舞台となった神話スポットだ。怪我をしたウサギに治療法を教えた逸話から病気に、その後結婚した逸話から恋愛にご利益がある。古事記にもそう書いてある(事実)
かわヨ
神話によるとウサギは近くにあるこの島から陸地に渡る際サメに食われ生皮を剥がされたらしい。ここ海水浴場になってるんですがそれは大丈夫なんですかね。
道の駅には一時期その界隈を盛り上げた白兎のパネルが置いてあった。この子が生皮剥がされたのか・・・
Day3
3日目は松江からのスタート。ご存じ島根か鳥取か分からないけどそこら辺のエリアである。でも思ったより栄えてるように感じる(東北基準)
鳥取か島根かよく分からない所さんでは一番格式が高そうな施設。人間より鹿の方が多いのが田舎と言われるが、人間より神の方が多いのが島根である。
また君か壊れるなぁ
これも因幡の兎モチーフなのだが割と無関係な出雲大社に当然の権利のように鎮座している。鳥取島根あやふや問題の象徴みたいな生き物だ。こいつのせいか某ゲームでは思いっきり出雲の白兎って言ってたし・・・
お昼はもろちん出雲そばだ。当職は開店と同時に入場したが食べ終わる頃にはだいぶ並んでいた。さすが有名観光地なだけある。
なるほど・・・
一段毎に玉子、とろろ、おろしと異なる薬味になってい食べ方の作法は器につゆをかける→食べ終わったらつゆを次の器に移植する、を繰り返すとのこと。食べ終わる度に新たな薬味が姿を現すのでとても楽しい。まるでテーマパークに来たみたいだ(野原ひろしと僕)
出雲大社から北に向かい日御碕(なぜか変換できない)に寄ってから戻ることにする。景色のいい快走路なのはいいのだが道路が日御碕までしか引かれておらず以降の海岸線は人の手が入らない秘境となっている。こんな観光地の近くなのに・・・?
火サスめいた崖は柱状節理で構成されている。これは溶岩がいい感じに冷えるときれいな六角柱になる現象だ。自然の神秘ポイントが高い。
あと地味に高さ日本一の灯台もある。
一通り見て回ったので宍戸湖を東に向かい、
最後に鳥取県島根県のもう一つの有名観光地の松江城を見ておく。江戸時代から残る現存天守の一つだ。幕府の直轄地だった辺り当時の山陰地方がいかに重要な地だったのかが分かる。
実のところ内部は大した展示が無かった。でも天守から見える宍戸湖の眺めはGood。
ということで帰宅。
魅力がない、めったに人が来ないと言われる裏日本だが蓋を開けてみるとそこそこだった(無礼)