クソダサ格安不人気車でおなじみのGSR250Sだが、実用面ではとても考えられているバイクであり、交換、調整頻度が高い部分は野ざらし車載工具だけでなんとかできる設計になっている。今回はプラグとチェーンをいじってみよう。
プラグ交換
適合するのはターミナルさん!?なしの一般プラグ。すぐ乗り換えるので(いつも言ってる)長寿命の伊尻ウムプラグなんて使わんよ。
プラグの位置はここ。カウル脱着どころかアクセスまでに工具一切が必要ない。
あとは車載工具のプラグレンチでぐるぐるすれば交換完了。トルクレンチを使わずともプラグの箱に書いてある量回せばOK。(詳細うろ覚え)まあ縦向きに付いているので多少ガバガバでも緩んですっ飛ぶことはないだろう。
定番の新旧比較。電極がグズグズになって終わっているのがよくわかる。
換装した感想だが発進時の加速が明らかに改善した。プラグは徐々に劣化していく為性能の劣化は案外気づきにくいものだな。
ちなみにプラグ劣化の有名な症状として燃費の悪化があるが、ことGSR250Sに関しては交換前後どちらもリッター30km~と差が無かった。相変わらず優秀な奴だ。
チェーン調整
お次はチェーンの調整。駆動系に関わることはあまりやりたくないがお店持ってって丸一日潰れるのが嫌だから慣れておこう。これで壊したら買い替える理由になるしな
チェーン側のシャフトは17mm、
反対側は24mm。どちらも車載工具が対応してるがゴリラの擬人化じゃないと緩めるのは無理だと思う。
最後尾のナットを調整する。これも車載工具で出来てお得。反対側も同じくらいの長さに締める。
張り具合の目盛りはここ。にしても驚くほど汚いな。
左右いい感じの目盛りになったら再度シャフトを締め付ける。アクスルの規定トルクは65Nm。
これにて作業完了。今のところ空中分解もしないしまっすぐ進んでくれているが、恐ろしいのであまりやりたくないかな(本音)