趣味は多い方がいい

バイク(GSR250S)とカメラと自転車とキャンプと旅行。ほかにもいろいろと。淫要無。

岐阜山中夏バテツーリング

今日は岐阜の左上に遊びに行くど。

 

道の駅ねお~酷道157号線

文明の終端こと本巣市を北上しイドフロントに到着。周囲にはコンビニも飯屋も一切無いためマジでここが最終補給所になる。

 

山奥の割にお値段はだいぶ良心的。

 

 

補給を済ませたら道の駅から北上し157号線奥地に向かう。訪れた時は気付いていないが、この辺りは酷道として有名な場所である。「落ちたら死ぬ!」の看板がある(あった)場所といわれればピンとくるかもしれない。

 

ガードレールは置いてきた ちなみに崖下は数十メートルあるのでマジで落ちたら死ぬ(再確認)

 

黒津集落跡~大河原集落跡

酷道区間にはいくつか集落があるが、そのほとんどが無人となっている。まあこんな酷道日常的に使ってたら命がいくつあっても足りんよね。

 

 

廃村とはいえ維持管理は行われているようで、家は耐雪補強され、草刈りもきちんと行われている。

 

そのせいで一見無人集落に見えない状態にもかかわらず人気がまるで無いためなかなか不気味な光景だ。

 

ゾンビアポカリプスが起きたと言われても信じるかもしれない。

 

人権のある(当社比)道を通り北上する。

大河原集落跡

なるほど(断念)

ここにある集会所は結構な数の車が停まっていた。装備を見るに集まったボランティアで集落の草刈りや清掃をしている模様。

 

さて、ここ大河原集落には有名な折越林道の分岐がある。つまり林道経由で岐阜方面に戻るか、このまま酷道を福井に向かうかを選べるのだが、

 

少し停まって悩んでいるうちに頭痛と吐き気を感じた。これは熱中症の初期症状ですね・・・間違いない。

 

熱中症はご存じ夏の風物死の一つであるが突然ぶっ倒れて病院送りになるわけではなく、最初の自覚症状は頭痛、吐き気程度で、この段階で適切に対処すれば大体大丈夫である。そのまま放置すると次第に汗が止まる、眩暈がする、うわごと、ひきつけ、そして死といった具合に進行する。

 

振り返ってみると予防としての水分補給は意識していたが、夏バテで身体の機能が低下していた、黒津集落で長居しすぎて日光を浴びまくったことで意外と早く堕ちたようだ。初期段階で自己診断できたのが幸いか。

 

ちなみにこの辺りは圏外である(絶望)電波が通ずるっこむまで20分、クーラント(自販機)まで30分は必要だ。こんな場所で休憩して快復を待つのはリスキーなので、落ちたら死ぬ酷道をさっさと戻って人間界に帰ることにした。

 

生きてるゥ~!

 

頭痛を耐えて道の駅に戻り、冷たい飲み物、クーラーの効いた部屋、食事などでHPを回復した。これで安心だぜ。

 

日も傾いたのでこれ以上症状が悪化する事も無くなった。もう一度やりたくないぜ。

 

今日の教訓だが、夏バテで体力が低下していたのが根本原因だろう。ツーリングの時だけでなく、日々の生活習慣をちゃんとする必要がある、ということだな。

 

 

これでなんか健康的な感じになるだろ!ヨシ!(対処療法)