趣味は多い方がいい

バイク(GSR250S)とカメラと自転車とキャンプと旅行。ほかにもいろいろと。淫要無。

槍ヶ岳ツー 前編

今年の秋休みは本格的♂登山をすることにした。

 

ということでまずは気さくに槍ヶ岳までツーリングに行ってみよう。

 

Day1

やまおとこの朝は早い。2時出発で東海北陸道を駆け抜ける。

9月上旬の名古屋は連日35度を超える灼熱環境だが深夜の岐阜はメッシュジャケットで耐えられない程度の冷え具合となっていた。防寒着は沢山持ってきているのでそれで対応する。

 

バイクを転がす事3時間半位、新穂高ロープウェイ登山口に到着。

登山客向け駐車場である第五パーキングは満車となっていたがバイクは専用の駐車スペースがあり普通に駐車できた。バイクの特権だな。

 

そして、既に山の圧がすごい。FarCry4みたい(伝わりにくい)

 

左俣林道ルートを通り槍平小屋を目指す。情報曰く少し遠回りになるが眺めがよいルートらしい。

 

林道の名の通り最初の1時間位は車が通れる程度の道が確保されている。作業員用と思われるベコベコのアルファードが通っていった。

 

双六岳との分岐を通ったあたりで車用の道路は終了。一般的な登山道となる。

 

ちなみに道路終端はこんな感じ。ここ、そのまま法面沿いに左に進みたくなるが、

 

正解は右の崖を登る。

最初気付かず左ルートで藪漕ぎをしていたがさすがに怪しいな?と思い地図を確認したところおもっくそ別ルートだった。YAMAPは偉大。

そして先ほどまで多くいた登山客は一人もいなくなり、このルートを選んだことに嫌な予感がし始める。

 

ここは行き止まり、ではなく斜面を進みながら倒木二本を乗り越えるのが正規ルート全然整備されてないじゃねえかお前ん家ィ!

 

未整備区間を乗り越えたらクマザサ地帯に突入。眺望微妙なつづら折りを二時間程登っていく。

山頂までザックを降ろせるような広場は一切ないので休憩は出来ないと思った方がいい。

このルートを選んだことを後悔し始める。

 

奥丸山に到着。ようやく小休止ができる。なおガスっていて眺望はうんこ...うんこ...

あとヘイト生物2号ことハナアブくんの群れが襲い掛かってくるため快適ではない。

ハナアブくんはハエの仲間で、名前通り花の蜜を吸って生きているがミネラル補給を目的に人間の汗を吸いに来る事がある。

羽音はだいぶやかましいが刺したり噛んだりするわけではなく、人体に止まっている間は大人しいので無理に追い払わず無視していたほうがマシだ。

 

アッッッッッ!!!!! オコジョさんだ!!!!!

オコジョさんは「森の妖精」とも呼ばれる激カワイタチである。

絶滅危惧種でもあり遭遇すること自体かなりのレア。クソみてェな行程であったが最後の最後で幸運が向いてきたようだ。

 

人間への警戒心とかお持ちでないようで(だから絶滅する)気さくに靴タッチとかしにきた。

なんだこいつあざといな(満面の笑み)

 

下山し槍平小屋に到着。今日はここに一泊する。登山において荷物の軽量化は至上命題だが、最軽量のテントとシュラフは一万円札である

夕食はカレー。この小屋は水場周辺であり下界レベルの食事とトイレが提供される。最軽料の食料はレトルトでもフリーズドライでもなく一万円札である。

 

Day2

夜中雨が降っていたようだが晴れた。ここからアルプスらしい景色が目白押しになってゆく。

 

の前にクソ樹林帯を2時間ほど進む。

川沿いで湿度が高いこの辺りには最強ヘイト生物ことメマトイが多数生息している。

メマトイはハエの一種で名前の通り目、もとい顔周辺にタカる性質を持っており数十メートル追いすがって鼻に入り耳に入り、カメラのレンズにもたかる為写真がゴミになると人類を不愉快にする事に特化した動きをする生物だ。絶滅しろ!!

 

森林限界を超え、千丈沢からは谷を歩く。アルプスっぽくなってきたじゃない。

 

天気も良好で360°写真映えする!人の生活と呼べるものがおよそ無くまるでファンタジー世界に来たのかとすら思える。多くの人がアルプスに魅入られる理由を身をもって「理解らされた」。こりゃまた来年行くな・・・

 

苦節ウン時間、ついに山の稜線に到達。山の天気は変わりやすいとよく言われるが、事実先程までの晴れ模様が嘘のようにどんよりし始めた。山脈が雲をディフェンスしているのが見て取れる。

 

稜線から山小屋まではすぐ。

本日のお宿、槍ヶ岳山荘とバックに映るは今回の目的地槍ヶ岳。標高は日本第5位の3180mといういい山。登山勢以外には馴染みがないと思うが、富士山が観光客の行きたい場所ナンバーワンだとすれば、槍ヶ岳は登山客の行きたい山ナンバーワンと言っていい。モンハンで例えるとリオレウス

 

という事ですぐにでも取りつきたい所だがあいにく天候が微妙だ。山の天気は変わりやすい(二回目)という事は、天候の回復も早いという事でもあるのでちょっと暇を潰せばよかろう。

 

槍ヶ岳山荘内の喫茶さいはてにお邪魔する。

 

牛丼とお茶、あとコーヒーも注文した。標高3000mで普通のご飯が食べれるのは感動的だ。他にもカレー、ラーメンなど文化的な食事が楽しめる。

ところでここの食事、高速のSA位の価格だったのだがこの立地を考慮すると安すぎで心配になる。

 

 

いやさっきより悪化してんな・・・?

 

後半へ続く