趣味は多い方がいい

バイク(GSR250S)とカメラと自転車とキャンプと旅行。ほかにもいろいろと。淫要無。

バイクがやってきた(3ヵ月ぶり2回目)

バイク虐待おじさんに見つかってしまったばっかりに、わずか2ヵ月と5000kmで爆発四散してしまったGSR250Sくん。ゆるして。

事故原因はNTSB並に分析したのでもう同じ事はしないとして、日常の足が無くなったのはとても困る。なにより自転車をバイク置き場に持っていったり、曲がる時に親指が動いたりと禁断症状が出始めたので早急にバイクを買わねばなるまい。
とは言ったもののただでさえ貧乏なのにバイク(1代目)のせいで貯金も底をついている状態だ。こんな当職でも買える安くて癖がなく、できればカウル付きのバイクなんかあるだろうか・・・

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あったよ!GSR250S!(デジャブ)

安くてニーハンで扱いやすくて、なんてワガママを通そうとすると石器時代の旧車か不人気車しか候補に挙がってこないのが必然というもの。消去法で選択肢をつぶしていくとどうやっても最終的にこのチューリップが残るのだ。ああ逃れられない!(微陽性)

GSR250S ファースト(大嘘)インプレ

納車した以上は書く義務があるわけだが、親の顔より乗ったバイクなので今更新鮮味なんてない。実質5000kmインプレになる。

中古状態の観察

外見はスレサビこそあるが実用程度の劣化具合だ。フロントカウルやスクリーン横部分に傷がないため、転倒はおろか立ちごけすらしてない可能性がある。前のオーナーさんは大事に使っていたのだろう。ぼくにはとてもできない。(外装慣らし完了)

走行距離は17000km。そこそこ走っているようだが、先代も2~3ヵ月後にはこの位になってただろうし誤差だよ誤差。リアタイヤは交換済だが、フロントタイヤとスプロケ周りは今シーズンで音を上げるだろう。

キャリア(多分デイトナ製)、GIVI箱、グリップヒーター、USB充電、ETCとやたら快適装備がついている。ところで移植する気満々で廃車から引っこ抜いてきたETC(取外工賃11000円)が手元にあるわけだがどうするよこれ。

非走行時のスペック

車体は188kgとクソ重い・・・が250ccアドベンチャーが出そろった昨今ではそんなに珍しい数字ではなくなった。(軽いとは言ってない)

シート高は780mmとそれなり。とはいえ元々アジア人向けの設計のためよほどの小人じゃない限り余裕があるんじゃないかな。むしろ身体がデカいと足首が収まらなくなって困る。ハイシートオプションなんて不人気車にあるわけもないのでそのうち作ってみたい。先代からシート引っぺがしてハイシート自作するつもりだったが廃車屋の兄ちゃんにやんわりと断られたためすぐには手を出せないが。

また、いくつかのレビュー記事にある通り停止時に足を下に出すとちょうどステップがあり干渉する。んなもん3日で慣れたが足の長さによってはうまく回避できず気になるかもしれない。

ライポジ♂は背筋伸ばせるくらい直立する。一見楽ちんちん姿勢に見えるし実際そうなのだが、ロードバイクで死ぬほど前傾してる身としてはちょっと違和感がある。腕に体重を逃がせない分腰に負担かかってそうだけど実際どうなんだろう。

ハザードランプ、センスタ(先輩スタンド)付き。特にスタンドがあるとチェーンメンテもオイル交換も笑顔でできてよろしい。

残念ながらABSは付いてない。既にABSあれば良かったのに、と思う機会に2度遭遇してるのにこれはいけない。数年後貯金してたらABS付いた令和のバイク買う。

市街地性能

そこそこですね(クソレビュー)
お太いトルクのおかげで急坂発進でも低速走行でも芋らない。代償として出だしの加速はかなり控えめなので全然気持ち良くない。まあさすがに軽自動車よりは全然伸びるので都市交通で後れを取ることはないけど。 足つきも良好(個人差あり)なのでゴーストップも渋滞も気を使わなくて済む。

峠道性能

曲がらねえ!
視線を向けると勝手にひらひら動くといったような贅沢な現象はまず起こらないのでカーブのたびに「エイシャア・・・シュアッ・・・ダァーッ!」と気合を入れて荷重をかけてやる必要がある。ちょっと気を抜くと全然曲がらずガードレールくんが両手を広げて見つめてくるのでぶん回してイキろうとすると集中力がもりもり削られる。
そもそも急ぐようなバイクでもないので無理をせず譲るなりなんなりしよう。(1敗)

高速性能

鈍亀バイクなので厳しい・・・と思いきやなんだかんだ中高速域はまともに加速するし、車体の重量のおかげか風や路面の影響が少なく非常に安定して走ることができる。これもう半分ビクスクだろ。
ハンドルの振動もあまりないので腱鞘炎になる心配もなさそう。ただしステップはだいぶ振動するのでずっと乗ってると足が痺れる。
カウル付きなので風圧を食らわないが、乗車姿勢が上向きすぎるせいかスクリーンで防御しきれず、乳首に風感じるんでしたよね。ガン伏せすれば避けれないこともないが、ハンドルが高すぎるせいで腕を相当畳むためかなーり窮屈になる。ロングスクリーンが欲しくなるが、もうパーツが出回ってないのが泣き所さんだ。

これらの問題は100km超え辺りから顕著に発生するので、新東名120km区間でずっと右側走るのはキツい。逆に走行車線をバストラックと一緒にダラダラ走っている分には何の問題もない。むしろ眠くなる。

よくある疑問:同じバイクでも乗り具合に個体差があるの?

走行距離による消耗具合はもちろん、製造時の個体差、走り方によって機械についた癖、カスタム具合などによって変わるといわれているが、本当だろうか。

結論から言うとめっちゃある。
M1ガーランドのクリップ音並に迫真の音を鳴らしていた1速→2速のシフト音は幾分静かになり、エンジンもどういうわけか高回転の振動や音が控えめになって無意識にガン回ししてから気付くといった具合になった。
また、エンジンガードout→リアボックスinの宿命か重心バランスが後ろ寄りになって、低速時、凸凹などでフロントタイヤが「ひらり」と動くようになった。ハンドルを意識して保持して置けば何の問題もないのだが、ロングライドでありがちな上半身の電源を切って走行している状態だと反応が遅れ事故の起点となりそうだ。
いずれリアボックス着脱での乗りあじ変化を検証してみよう。

外観

やはりヤバい(再確認)
GSR250からさらに悪化した配色センスにクソダサチューリップ、○○○○ブルーが相まって加熱したデザインは、ついに危険な領域へと突入する・・・
極限まで振り切ってるせいでもはや何も感じないので、半端に惜しいかっこよさのバイクより精神衛生上よいかもしれない。むしろエイリアンの乗り物みたいで好きになってきた。(独特な感性)

元々がお安いチャイナバイクなので、メーター周りのガタや車体のプラスチック感など、隠し切れないチープさがそこかしこに存在する。高級感とか所有感とか求める人は卒倒するぞ。
定価が近いジクサー250SFとかそこのところ結構頑張ってるのでなんともやるせない。

総評

車を持てない貧乏人が実用に使うバイク。おのれ奨学金
これだけ聞くと新興国の思想だが、実際新興国時代の中国向けにデザインされた設計なので目的通りといえる。
コンセプトが明確なバイクなので刺さる人には刺さる。これ自体は不人気車だが派生元のGSR250はそれなりに売れたっぽいので情報やアフターパーツもそこそこ多い。S付いてない方のGSRのほうがまだ人間の見た目してるので長距離行く機会が少ないならこっちでもいいかも。

当分はシバき倒してやるからな、喜ぶんやど。