Day5
いつものようにどんより下り坂。天気予報では明日から晴れるらしいのでしまっていこう。
本日は益田市からいったん南下し広島の道の駅スパ羅漢を経由、踵を返して出雲市まで向かう大陸縦断ルートとなっている。
ところでこの辺りの家屋はそろって茶色の屋根瓦で覆われている。これは島根原産の石州瓦というもので雪や冬の寒さに強い特性を持っているとか。
土質によってこの色が出るため他の地域ではあまり見られず独特の「山陰っぽさ」に貢献してる感がある。山陰特有の曇り空にも映えるね。
道中のガードレールがオレンジ色になり山口県に突入したことを知らせてくれる。
県の名産が夏みかんなのでこの色が選ばれたとか。山口にみかんのイメージあんまりないわね。
道の駅 ピュアラインにしき
ここでは名物のこんにゃくラーメン、こんにゃく餃子、こんにゃくの煮物を食べることができる。
うーん・・・こんにゃくとこんにゃくでこんにゃくがダブってしまった(ゴ並感)味は・・・んまぁよくわかんなかったです(ボキャ貧)
道の駅 スパ羅漢
は?
片道1時間20分掛けた結果がこれか・・・?
定休日がある事は知っていたが平日とはいえGWの中日だし開いてるやろと思い特に下調べせず突撃したのだ。うんち!!!
だがそうなると話は変わってくる。本日は水曜日だが明日木曜を定休日にしている道の駅もそれなりにあり適当に回ってると取りこぼしが出るということだ。
とりあえず作戦会議の為目的地の出雲市に撤退。
本来は明日鳥取に向かう予定だったがドウスッペ...
Day6
晴れた!!!よ!!
(きらら難民救済)
石見銀山
なんか世界遺産らしい。
一番近い駐車場は小さく早々に埋まってしまうがバイクは別枠なので満車表示でも開いてることがあるようだ。
石州瓦の街並みが非常に美しい。この手の美観地区ってたいてい空気を読まない近代建築が数件生育しているのが常だがここには一軒もない。気合が違う。
龍源寺間歩
江戸前期~昭和初期まで稼働していたもので常設見学できる唯一の鉱山となっている。
洞窟大作戦の始まりや。
結構楽だった(野並感)
ごく一部だけの公開だし横穴はすべて立ち入り禁止の一本道のためすぐに終わった。
これなら郡上の鍾乳洞の方が楽しいかな。
出口からはかつての精錬所跡に行ける。
産出量が落ち込んでいた明治期に近代技術でさらなる採掘を行うべく立てた施設だが、結局のところ1年そこらで断念し放棄したとか。
裏手の山にはここも坑道があり精錬所へ送る銀を作っていたのだろう。今となってはただのシダ植物園と化しているが。
ちなみにこのシダは重金属を含む土で育つため鉱脈の発見に一役買ったと言われている。こんだけ草生えてるならまだ多少残ってそうだ。
広島へ
銀山から南下しスパ羅漢をリベンジ。今日はちゃんと開いてるね。
その流れで以前も利用した広島のカプホにステイ。電話したらバイク止めてOKとのことだったが状況次第で変わりそう感がある対応だった。事前確認は必須っぽい。