趣味は多い方がいい

バイク(GSR250S)とカメラと自転車とキャンプと旅行。ほかにもいろいろと。淫要無。

御嶽山上って登るツーリング

秋だ!行楽だ!アウトドアだ!

久しぶりにアウトドアしたい気分になったので、お山に遊びに行こう。
そういえばバイクを買ったそもそもの動機は、車が買えないので(貧困)移動の道具として使いたい、というものだったはずだ。
ということで今回はツーリングでなく登山を目的としておバイクしてみよう。

目的地は御嶽山。数年前に噴火して大変なことになったが、それはそれとして観光整備がされており、家族連れのハイキングから本格的♂登山まで受け入れてくれるケツの穴の広い火山だ。

パッキング、地図のダウンロード、登山計画書の提出(義務)は事前に済ませる。火山の影響でヘルメットが持ち込み必須らしいので持っていく。半ヘル代わりにこれ着けてバイク乗っても気持ちいい(理想)気持ち良くはない(現実)

今日・・・日帰り・・・


やまおとこの朝は早い。苦手な早起きをして日の出前に出発する。名古屋県の最高気温は30℃程度だがさすがにこの時間帯は涼しいな。


なおザックはホムセン箱の蓋を取り払ってネットで塞ぐという頭よわよわな積載法で持ってきている。雨が降ったら大変なことになるが、まま、大丈夫でしょ(根拠のない自信)


中津川ICを降り、以後は下道を往く。ここから一時間半程下道だ。少々遅刻気味なので決して走らず急いで早く進む。


木曽路を抜け、


ロープウェイ駅を目指し進む。ワインディングは楽しいが路面はひび割れ気味で落ち葉と苔まみれなのでツーリングコースとしてはちょっと普通・・・3点!
あと雨降るなっつってんだろ(降水確率10%)

御嶽山


小雨気味の状態だが無事到着した。コミネマンを脱ぎ捨て登山着と登山靴に履き替える。
ついでにレインウェアも着ておこう(場慣れ)


ロープウェイで600m弱を一気に駆け上がる。晴れていれば車窓からアルプスを一望できるようだが、今日は次の車両が見えないほどの濃霧だ。


降りたら登山道へ進む。雨自体はクソだが徒歩である以上速度も低いためバイクで感じる雨程致命傷ではない。
あと、普段人間様に楯突く羽虫くんが濡れを嫌い引きこもるので雨天は雨天で快適なのだ。


ノンケ堂山小屋に到着。タァイムは・・・1:10弱くらいですね(コースタイム通り)あぁ・・・落ちたねぇ、落ちましたねぇ(運動不足)
この辺が森林限界のため周りは腰の低い低木林のみとなり、非常に視界がよろしい。雨で何も見えないって点に目をつぶればよぉーッ!


登るにつれて不毛な大地となっていく。


アッッッッ!!!! 雷鳥くんだ!


雷鳥は日本ではほぼ絶滅しかけており、少し古いデータによると御嶽山には100羽程度しか残っていないらしい。ここに二羽いるので全体の2パーセントに遭遇したといっても過言ではない。
基本的に彼らは暑さや猛禽の襲撃を避けるため雨の日や早朝以外は隠れている。つまり雨降っててよかった!(熱い手のひら返し)




いいもの見てテンション上がったので一気にペース上げて山頂に到着。
サムゥイ!
標高が100m上がると気温が0.6℃下がるといわれているので、3000mのこ↑こ↓は下界から18℃ダウンの気温12℃ということになる。加えて山頂特有の強風が吹きすさび手が赤くなるほどの寒気が襲う。
まったり昼食でも摂りたかったがこんなところで悠長に食ってたら凍死するのでさっさと下山しよう。事前にカーボローディングしてるので日帰り程度なら行動食だけでもバテることはない。




来た道をピストン♂して戻る。


6時間位動き回り、夕方には下界に戻ってきた。暑い
後は帰るだけなのだが、ここで変に休憩すると戦闘モードが解除され動けなくなるため寄り道は厳禁だ。ニーグリップする膝が売り切れになっているためゆっくり帰ろう。


帰宅するころには夜になっていた。次は晴れの日の山に登りたいな。