気づいてしまったのだが、リアボックスってダサくね????
いや実用性がとても高いので今まで見ないフリをしていたが、先日うっかりバイクを並べる機会に遭遇した際ついに認識してしまった。
我慢できぬ(決意)
なぜリアボックスはダサいのか?
まずはダサさの原因を分析しよう。流行りのOODAサイクルってやつだ(適当)
・丸い
リアボックスは気流だか何だかの都合で潰れた円形になっているものがほとんどだ。そのせいで箱をバイクのシルエットの一部として認識してしまい違和感のあるデザインに見えてしまっていると思われる。
丸くてもシミー現象(手を離すとハンドルが震えるやつ)は起こるので形状の恩恵があるのか疑問だしな。
・デカい
フルパニア旅仕様ならともかく、日帰り軽装モードだとどうしても不釣り合いなサイズの箱に目線が行く。
自分の使い方だと雨具と必携用品くらいが入ればいいのでここまでの大きさはフヨウラ。ダウンサイジングしよう。
・赤い
多くの箱には安全第一でテールランプやらリフレクターが付いているが、夜以外はただのケバい差し色になるので申し訳ないがNG。せめて白の反射材にしたい。
これら要件をまとめると、①角型で、②15L程度のサイズで、③地味色なものを探せばいいということだ。
調達編
方向性が決まったら早速探そう。ということでネットや用品店で条件を満たすものを探してみたがまるで見つからない。リアボックスは基本的にヘルメットを入れる前提で作られているため、どうあがいても②程よいサイズのボックスが存在しないのだ。
そのクラスだとシートバッグを使え、ということなのだろうが防水で頑丈な箱がいい(わがまま要件)
なのでホムセン箱を加工しよう(逃れられぬカルマ)
加工編
ホムセン箱の加工は先人のノウハウが沢山あるので参考にしつつ、自分色に染め上げていこう。
まずは適当なドリルで穴を開ける。本体があまりデカいと真面目に強度の考慮をする必要があるだろうがこのサイズならまあ問題ないだろう。
ブスリ♂
M8アイボルトにワッシャーを噛ませて接続する。なおワッシャーにボンドを付けておくと水の侵入を防げるとか。
ワイヤーロック用の鍵穴と、
反対側をヒンジ代わりのタイラップで止めれば片開式の蓋の完成だ。あとは滑り止めを底部に敷く。
元のGIVI箱(詳細不明)と比較。とても小さくなった。
取付編
多くのホムセニスト(命名)はタンデムシートに荷掛けベルトを付けるやり方で取り付けるが、今回はリアキャリアに取り付けることにする。タンデムにはリアバッグ積むしね。
タンデム付けとの違いは取り付け箇所との距離が非常に近い点だ。なので前部はベルトよりはるかに頑丈で楽なタイラップを使って取り付けることができた。
後部は定番の荷掛けベルトで固定。これも距離が短いので50cmのミニベルトを調達して締めた。
完成した姿がこちら。見た目もだいぶスッキリしたし、ハンドルのブレも無くなった。実験は成功だ!
ちなみに中身はレインウェア、防水手袋とブーツカバー、ツーリングネットを入れてちょうど収まる程度のサイズになっている。工具類が入らないのでもう少し大きい箱が欲しい(調査中)